息子が小学校高学年になる前に伝えたい事

うちには5歳の息子がひとりいる。

限りある人生の中で、息子が小学校のうちに、伝えておきたいことを今日は書こうと思う。

 

というのも、ある本で、

「思考や行動の傾向は10歳くらいにできあがる」と読んだので、

小学校高学年くらいまでには、

彼が生きていくために、必要な力を全部伝えられたらなぁと思っている。

 

彼に伝えたいこととして、大事なことは3つある。

 

まずひとつめは「目標を決めて、それに向けて頑張る力」。

50年近く生きてきて思うのは、人生ってこの繰り返しなんじゃないかということ。

目標の内容は違うし、難易度の大小もあるけれど、

私は生まれてこの方、目標に向けてずっと小走りしてるし(全速力はもう若くないので無理)、

これからも小走り続けるんだと思う。

 

自分がやりたいという目標を決める事、

それに向けて毎日少しずつでも頑張ること、

そしてそれを続けることで目標がかなうこと、

それが生きる力だし、このこと自体が生きることなんじゃないかと思う。

ので、ここは自分も伴走しながら(自分の目標に向かって小走りしながら)伝えていきたい。

 

ふたつめは、「自分の頭で考える力」。

自分の人生を振り返ると、私は私の頭でほぼ考えずに突っ走ってきてしまった気がする。

なんとなく気持ちいい方へ、楽しそうな方へ、で40年近く来た。

それでもそこまでの人生超楽しかったし、後悔はほぼない。

でも、自分がぶち当たってきた壁は、もしかすると「自分の頭で考えてこなかったからじゃないか」という壁が多い。

「なんとなく」良い方へ、じゃなくて、

「絶対に自分がやりたい」方へ、進むために、自分で死ぬほど考えるべきだった。

 

で、今更ながら自分の頭で一生懸命考える事をするようになり(おそっ)、

そんなことを学生に教える仕事もすることになった。

 

やっぱり、ちゃんと考える事によって成長スピードも違うし、

より自分らしい人生を送れる気がする。

息子には、「で、どうしたいの?何がしたいの?」とリクルート張りに

問い続けていきたいと思う。

 

最後の3つめは「コミュニケーション」力。

今まで私は、自分の発した言葉がどのように相手に伝わるかは、

相手の解釈の問題だと思っていた。

だから相手が分からないのは相手の責任だし、自分に非はないと思っていた。

けど、相手が理解できるかどうかは、自分の伝え方にかかっている。

 

コミュ力で人間関係がうまく構築できるかどうかにかかってくるので、

具体的な伝え方などを伝えていきたいなと思う。

 

以上3つが重要だと思う力だが、

他の細かいところもあげておくと、

 

・人生は基本楽しい!というスタンス

・学びも超楽しい、人生をHappyにする手段

・論理的思考

 

なども伝えられたらいいな。

 

ということで、幼児教育で早期教育とかはほぼやる気がなく、

息子には非認知能力をつけて、人生ゴキゲンに生きていく、切り拓いていく力をつけていってほしいと思う。