大前研一の「発想力」を読んで
自分には「アイディア」が足りないと思い続けて早ウン10年。
その言い訳として、
「自分はひらめきタイプ、アイディアマンではないから」
と思ってきた。
でもある本で、それは単に「自分の頭で考えていないだけ」であることに気づかされた。
それ以降、ものの考え方などの本をよく読むようにしている。
大前研一さんの「発想力」もそうだ。
この本は具体的な発想力を強化するための方法が書かれている。
参考になったものを3つほど書こうと思う。
1.水陸両用バス発送
新しいものはたいがい、既存×既存を組み合わせたアイディアである、ということ。
以前勤めたいたリクルートもまさにそうだ。
元々は江副さんの就職情報誌から始まって、情報でマッチングさせるビジネスを、
業界の横展開で発展してきた。
自分のことで置き換えると、
私は今後、日本語業界で自分のビジネススキルを活かして、
より外国人の生活がゴキゲンになるような、コミュニケーションスキルを
教えていけたら、と思っている。
そのため、
日本語業界×コミュニケーション力研修
のふたつのかけあわせで何かできないかと思っている。
2.空いているものを有効活用
例えばウーバーなど。空いている人と交通手段等を組み合わせて新しいビジネスを生み出す。
日本語業界でも、このコロナの影響で求人は減っていると思われるし、
一方で、例えばリクルートを退職した「コミュ力」が高い人など、
空いている機会は多い気がする。
ここの活用方法は考えられるのではないか。
3.他人の立場に立つトレーニング
これは自ら考える事の練習方法。
現在Issueになっていることを、なるべく上のレイヤーで考えること。
そうすることで、訓練になる。
例えば今のトピックスでいうと、
・日本のトップだったらコロナ対策をどうする?
・オリンピックどうする?
・Rの社長だったら次の成長戦略は?
もしくは本に載っていたのは
・トイザらスの社長を受託する条件は?
等など。
これはとってもいいトレーニング方法だと思うので、
一日少しずつでも、自分で徹底的に考える時間をとろうと思う。
4.感情移入
これはビジネスをする際に、「好きなものでないと邁進できない」ため、
自分が本当に好きか、感情移入できるか、ということを問うている。
これ自体は、私は自信をもってYesと言えるので、
あとは戦略を考えよう!